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「 UVカット素材って・・?」 ~UVカット素材ってどんなものなのでしょう 1~

<Topic> 「Snug as a Bug」のUVカットシリーズが、2011年日本グッドデザイン賞を受賞しました。


カラーチャートは本ページの末尾にあります。左の”Colour Chart”をクリック・・
UVカット素材についてのさらに詳しい説明はここをクリック・・

ポリエステルって、いいの?




ポリエステルは、安心してUVカットに活用できる素材なのです・・・

 オーストラリアのUVカット素材の中でも、「Snug as a Bug」の生地は、綿とポリエステルの混紡素材で、SPF30+相当のUVカット性能と、通気性や肌触りを両立させた、とても使いやすい生地なんです・・・ とか、急に言っても何でなんだ????と思いますよね・・・

 話は長くなりますが、まず、ポリエステルがUVカット繊維に適している理由をお話しますね・・・
(結構難しいので、ホホ~・・と読んで下さい。)
 「紫外線の害」についての話の中で、物質によって吸収する電磁波の波長があるんですよ・・とお話ししました・・
 実は、ポリエステルが化学構造として持ってるベンゼン環(亀の甲羅と呼ばれるとこです)の2重結合は紫外線辺りの電磁波と電子振動の波長がよく合うため、紫外線をよく吸収するのです。
 しかも都合がいいことに、とても大きな安定分子のメインの化学構造(主鎖)の中で吸収するので、さほど光化学的な不安定化も生じず、化粧品の紫外線吸収剤で問題になるような、お肌を刺激する低分子化合物をほとんど生成しません。

 もともとPETボトルと同じ化学構造で、変な化学物質もほとんど出てこないような安全な素材ですので、非常に安心感があるのです。
 しかも、紫外線を吸収しても有害な分解物を生成したりしないので、UVカット素材として非常に有用なのです。

ホントにいいの?







     


UVカット繊維用ポリエステルは、さらにイイです!

 しかもですね・・・、UVカット性を高めるため、UVカット繊維用のポリエステルには、酸化チタンや酸化亜鉛などの微細セラミックスが紫外線散乱材(反射材)として練りこまれています。
 これは、化粧品の紫外線散乱剤とほとんど同じもので、紫外線を効率よくカットするのに、ほとんどお肌に悪影響がないのです。

 そのため、ポリエステルを用いたUVカット素材は、
 洗濯してもUVカット性能が低下しませんし、
 お肌への悪影響も少ない、と言われるのです。

 でも、ポリエステルは、繊維自体では汗を吸わないので、それだけでは肌触りが今一なんですね・・・
 で!・・「Snug as a Bug」の生地のポイントはココです!
 「Snug as a Bug」の生地は、
 UVカットポリエステルを綿と一緒にして(混紡)、
 独特の柔らかい織り方で織りあげてあるのです。

Snug as a Bugの生地はとくにイイです!






綿と混紡し、立体的に織りあげることで、
 UVカット性能(SPF30+相当)と
 通気性・肌触りを両立させています。

 そのため、
 オーストラリアのUVカット素材の中でも、「Snug as a Bug」の生地は、SPF30+相当のUVカット性能と、通気性や肌触りを両立させた、とても使いやすい生地なんです・・・ とか、言われるのです・・・

 実は、糸にする時は、その性質をイイトコ取りするために、2種類以上の繊維をあわせてよりあわせることも多いです(混紡)。○○ 70%、△△ 30%・・というと、大体、この割合に混紡した糸にして織って布にしていることが多いのです。
 「Snug as a Bug」の生地は、私たちも使っていますが、本当にいろんなイイトコをバランスよく集めた、イイ生地ですね。
 これもUVカット先進国、オーストラリアならではなのでしょうか・・・イイ感じです。


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